以前こちらの記事で、『零売薬局』についてご紹介させていただいていました。
”医療用医薬品”が買える?? - 薬事とか労務とか、たまに■も。。。
『零売薬局』については、違法ではないものの、その販売方法について厚労省も問題視しており、規制強化すべきか議論が進められているところです。(2023年9月現在)
最後はお支払いです。
▶︎医薬品の販売制度に関する検討会(厚生労働省)
そういった状況下ではありますが、『零売薬局』を利用する機会がありましたので、簡単にレポをアップさせていただきます。
ご注意
『零売薬局』で受けたサービス内容についてご紹介するものであり、『零売薬局』を批判・誹謗中傷するものではないことを申し添えておきます。
また、可能な限り店舗を特定できる内容は除外しております。予めご了承ください。
『零売薬局』で受けたサービス内容についてご紹介するものであり、『零売薬局』を批判・誹謗中傷するものではないことを申し添えておきます。
また、可能な限り店舗を特定できる内容は除外しております。予めご了承ください。
『零売薬局』とは、医療用医薬品の中の「処方箋医薬品以外の医薬品」を処方箋なしで販売している薬局のことを指します。
やはり利用客が見込める都心部に店舗を構えていることが多いのかなという印象です。
なお、筆者の普段の活動エリア内に『零売薬局』はありません。
<店舗外観>
※イメージ画像になります。
「処方箋なしでも買える」との看板が出ています。
集客のためといったところでしょうか。
<店舗内部>
※イメージ画像になります。
一般的な調剤薬局と同じような店舗で、カウンターがありその奥に調剤室が設けられていました。
カウンター内には白衣の方が2名おられます。
おそらく薬剤師の方でしょう。
筆者以外にお客はいませんでした。
▶︎問診 〜 購入
筆者はアレルギー性鼻炎持ちです。
手持ちのアレグラ(フェキソフェナジン)が心許ないので、これを購入することにしました。
カウンターでその旨を伝えます。
銘柄は指定できませんが、フェキソフェナジンは在庫しているそうです。
また、保険調剤も対応しているのか聞くと、対応しているとのことでした。
フェキソフェナジンを購入したい旨を伝えると問診票の記入を促されます。
問診票の内容ですが、調剤薬局を初めて利用する際に記入するものとほぼ同じです。
ただ、違うところが、医療用医薬品の購入・利用は自己責任ということについて同意を求められる点です。
また、必要に応じて医療機関を受診するようにとの記載もあります。
問診票を記入し終えると、何錠必要か聞かれます。
※ この段階では金額や何錠購入できるのか明示されていません。
あまりにも多い数だとので、試しに20錠ほど欲しいと伝えてみます。
すると、金額が提示されました…
かなり高い‼️
10錠(1シート)に減らしました(^_^;)
▶︎支払い 〜 受取
薬の代金以外に入会金も必要とのことで合計¥1,320(税込)になりました。
LINEを登録することでお薬相談ができたり、お得情報を受け取ることができるようです。
※LINE登録はしませんでした。
こちらが購入した医薬品です。
受け取る際に口頭で用法・用量の説明はありましたが、"添付文書"や"薬情"(用法・用量や効能を記載した文書)などの添付はありません。
また入会特典❓ということで、医療用医薬品「シナール錠(ビタミンCの錠剤)」を2シート頂きました。
こちらが要望したものではありませんが、そのまま受け取りました。
感想
訪問レポは、以上になります。
感想としては、やはり価格は比較的高いのかな?という感じでした。
※購入した"フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「NP」"の薬価は1錠¥23.5です。
後は、こちらから要求して購入したものとはなりますが、情報提供が少ない点が少し気になりました。
次回は価格面など、少し深掘りしてみたいと思います👍
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