受験の流儀

私の主な保有資格は以前にご紹介させていただいた通りなのですが、民間資格もいくつか保有しています。

保有資格について - 薬事とか労務とか、たまに■も。。。
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主な保有資格をご紹介しています。 薬剤師・社労士・FP
https://phsr-89266.hatenablog.com/entry/2022/11/25/200000
 
失効してしまったものもあるのですが、社会人になってからこれまでに10以上の資格・検定試験を受験して合格しています。
 
試験のベテランといっても過言ではないなと自分では思っています😁
 
色々と受験した経験を踏まえて、今回は資格・検定試験の受験の流れをまとめてみたいと思います。
 
長くなりますが、最後までお付き合いください。
 

資格を探す🔍

 
まずは、取得したい・勉強したい資格を探しましょう。
 
日本には多種多様な資格があり、衣食住から果ては妖怪⁉️までと幅の広さには驚かされます。
 
▶︎境港妖怪検定
 
その数は1,000以上ともいわれていますが、仕事で必要であったり、興味があるなど、ご自身の目的に合ったものを探してください。
必要性や興味があるほど勉強にも身が入りやすいと思います。
 
色々な資格のまとめサイトがありますが、個人的に参考になったサイトをご紹介します。
 
▶︎資格の取り方
資格の難易度や「偏差値」を独自に設定されているのが面白いです。
 
▶︎日本の資格・検定
「受験者の声」や資格の特集記事など資格にまつわるコンテンツが豊富です。
会員登録することで、「受験者の声」などを投稿することができます。
 

 [POINT]興味・関心度が高い資格を選ぶ。

 

受験資格・スケジュールを確認する🗓

 
気になる資格が見つかったら、次は「受験資格」を確認します。
いくら受けたいといっても受験資格を満たしていなければそもそも受験ができません。
 
年齢・学歴・職歴の他、特定の団体に所属しているかなど、細かく設定されている場合がありますので、しっかりと確認が必要です。
 
受験資格」を満たしていることが確認できたら、次は試験のスケジュールを確認します。
 
いつまでに受験申込をして、いつ試験日なのかしっかり確認しておかないと勉強のスケジュールも立てられませんし、せっかく勉強していても受験申込を忘れていたら目も当てられません(>_<)
 
WEBサイト上で申込できる試験も多いと思いますが、中には願書を取り寄せる必要がある試験もあるので注意が必要です❗️
 
願書の請求期間も別に設定されている場合もあるので合わせて注意してください。
 
また遠隔地にお住まいの方は、宿泊の必要も出てくると思いますので、受験会場の場所も確認しておくとよいと思います。
 
なお、受験資格やスケジュールは、その試験実施団体のWEBサイトでも確認ができまし、先程のまとめサイトでも確認できますので、上手く活用してください。
 

 [POINT]勉強したのに受験できないといった最悪のパターンを回避するために、受験資格(要件)・申込スケジュールをしっかり確認しておく。

 

テキスト等の準備・勉強開始📚

 
▶︎テキストを準備する
受験資格やスケジュールを確認したら、次はテキスト等を準備します。
 
メジャーな資格・検定のテキストや問題集は書店などで購入することができます。
 
ネットでも購入できる場合も多いですが、可能であれば実際に書店で手に取って見ることをお勧めします。
 
本のサイズもそうですが、内容や文字の大きさ・イラストなど合う合わないが必ずあると思いますので、現物を確認したいところです。
 
マイナーな資格だと実施団体が発行しているテキスト等しかない場合もありますが、選択肢がある場合はご自身の好みに合ったものを選ぶのも一つのポイントかなと思います。
 
▶︎勉強開始
テキスト等が準備できたら、いよいよ勉強開始ですが、その前に試験の「合格基準」も確認するようにしましょう。
 
全問正解できれば問答無用で合格ですが、現実問題として難しいので、「合格基準」が勉強の目安の一つになります。
 
正答率〇〇%といった単純なものもありますし、各科目で〇〇点以上かつ正答率〇〇%といった複雑なものもあります。
 
後者であれば全体的に満遍なく勉強する必要があるのが、お分かりいただけると思います。
 
勉強方法は、自分に合ったスタイルを探していただければと思いますが、私は問題集(過去問も)ベースで勉強することが多いです。
 
テキストはひと通り目を通すのですが、その後は問題演習をメインにします。
 
間違ったり理解が足らない部分をテキストで補足していく形です。
 
また問題演習は期間を空けて3回程度は取り組むようにしています。
 
例えば、一度解いた問題を翌週にもう一度解くといった形です。
 
3回とも正解していた問題は、もう頭に入っているはずですから、勉強の対象からは外します。
 
「間違っていた問題=苦手な問題」なので、これを中心に取り組んでいけば効率がいいと思います。
 

 [POINT]自分に合ったテキスト・問題集を選ぶ。勉強は問題集を中心に。合格基準も確認した上で勉強を進める。

 

時間の捻出⏳

 
社会人にとっては、最重要項目だと思います。
 
普段の仕事や生活がありますから、どれだけ勉強のための時間を確保できるかしっかり把握しておきましょう。
机に向かって勉強できる時間だけでなく、通勤時間なども上手く活用するとよいと思います。
 
難関資格に挑む場合などは、家族の協力・理解を得ることも必要です。
 
また試験日までの期間も合わせて確認します。
 
試験日まで100日で勉強の目安時間が300時間であった場合、平均1日3時間の勉強が必要となります。
 
逆に1日1時間しか捻出できない場合、受験を次回に持ち越すといった判断が必要な場合もあるでしょう。
 
勉強時間の目安がわからない場合は、テキスト・問題集をある程度進めてみて、どれくらいの期間が必要になりそうかご自身で確かめてみてください。
 
その上で1週間でここまで進めるといった大まかなスケジュールを決めておくと進捗具合も管理しやすいと思います。
 

 [POINT]通勤時間なども上手く活用。家族の協力や理解を得る。勉強を進めるスピードを確認した上で、大まかなスケジュールを決めておく。

 

試験日前日の過ごし方🛌

 
勉強を進めて試験日前日まで来たらゴールはもうすぐです。
 
試験日前日に追い込みをかける方もおられるかもしれませんが、私は基本項目・頻出項目の確認のみにとどめて、早めに休むようにしています。
 
試験日当日をベストコンディションで迎えるために、しっかりと睡眠をとることも重要です。
 
また、受験会場までのルートも再度確認しておきます。
 

 [POINT]前日はしっかりと休養をとる。

 

試験日当日🏫

 
さあいよいよ試験日当日です。
準備を整えて出発しましょう。
 
▶︎当日の持参物
当日の持ち物は、
  • 受験票
  • 筆記用具
  • 時計
  • テキスト
  • 飲み物
といったところでしょうか。
 
筆記用具ですが、私は鉛筆2本・シャープペンシル2本・消しゴム2個・鉛筆削り・替え芯を持参することにしています。
 
鉛筆削り・替え芯は机の上に出すことは出来ませんが、念のために持っていきます。
 
鉛筆などもそれぞれ2つずつあれば不測の事態にも対応できると思います。
 
受験票や筆記用具は絶対に忘れてはいけませんが、意外に忘れがちなのが時計です。
 
普段時間の確認にスマートフォンやスマートウォッチを使っている方は、これらを使うことができませんので、特に注意が必要です。
 
私も一度時計を忘れたことがあるのですが、時間の経過が分からず、少し焦りました💦
 
幸いその試験には合格することができましたが、時間経過の把握は重要ですので、ぜひ忘れないようにしてください。
 
試験が午前・午後に渡る場合は昼食も持参しておきましょう。
食べ過ぎると午後からが辛いので、おむすび2個ぐらいにとどめておきます。
 
▶︎受験会場入り
試験会場には少し余裕をもって30分くらい前までには入るようにしています。
トイレの場所なども確認しておきましょう。
 
指定の席に着いたら、試験の説明開始までは持参したテキストなどを確認しておきます。
 
試験の説明が始まったら、途中退席できる時間試験問題を持ち帰ることができるかを確認します。
 
国家試験などの場合、途中退席すると問題用紙を持ち帰ることができないことが多いので、注意が必要です。
 
問題用紙は自己採点にも使いますし、万が一不合格だった場合、次回受験時の参考にもなる重要な資料です。
 

 [POINT]受験票・筆記用具・時計は忘れずに。

 

試験問題を解く✏️

 
▶︎試験の解き進め方
試験が始まり、問題を解いていきます。
マークシート形式の試験が大多数だと思います。
私は、一問解くごとにマークすることにしています。
また、問題用紙の方にもマークした選択肢がわかるように印を付けておきます。
 
答えが分からない問題も出てくると思いますが、時間との勝負ですから、ともかくマークすることを優先に進めていきます。
 
自信がない問題には△やチェックなど印を付けておいて、後で見直すとよいでしょう。
 
私は、
  • 自信があるもの:チェックなし
  • 最後の2択で迷ったもの:△
  • 全く分からなかったもの:×
としています。
 
  1. 問題を解く
  2. マークシートにマークする
  3. 選んだ選択肢に印を付ける
  4. 解答に自信がない場合、問題番号の横に印を付けておく
の流れで最後まで解き進めていきます。
 
▶︎解答の見直し
最後まで解き終えたら残り時間を確認します。
 
時間に余裕があれば、私はトイレに立つようにしています。
 
一旦頭をリセットしてから見直しを行うためです。
 
見直しを進める上でも、優先順位を決めて進めていきます。
 
まず、受験番号や氏名を間違えていないかを確認します。これを間違うと致命的ですので、しっかり確認してください。
その次にマークミスがないかを確認します。
 
その後余裕があれば、△印の問題を再度確認して、解答の精度を少しでも上げます。
 
×印の問題は一番最後です。
もう一度解いてみてもいいでしょう。
 
低難度の試験であれば、マークミスがないかの確認までで十分かと思いますが、高難度の試験であれば、よりシビアに見直してください。
 
一問1点・選択肢が4つ・100点満点で、合格ラインが70点の試験を受けたとします。
 
解き終えて
  • チェックなしの問題が50問(正解の確率100%)
  • △印の問題が30問(最後の2択で迷ったので正解の確率50%)
  • ×印の問題集が20問(4択問題なので正解の確率25%)
だった場合、
期待できる点数としては、70点になり合格ラインギリギリですよね。
 
50点30×0.5点20×0.25点70点
 
△印や×印の問題の解答精度をより高めるのが重要になることが理解いただけると思います。
 
問題を解いた段階で区分けしておく(医療用語的には“トリアージ”ですね)と見直しの際に威力を発揮します。是非やってみてください。
 
見直しが終わったら退室しても構いませんが、途中退席すると試験問題を持ち帰れない場合は試験時間終了まで残りましょう。
 

 [POINT]マークを優先に。解答に自信がない問題には印を付けておき、後でしっかり見直す。

 

試験が終わったら

 
試験が終わったら、最後の仕事が待っています。
それは、自己採点です。
 
メジャーな資格の場合、資格の予備校等が解答速報を公開したりしていますので、これらを参考に自己採点を行います。
 
試験実施団体からも模範解答が公開されると思いますので、そちらを待って行ってもよいでしょう。
 
特に一発合格が難しい試験の場合、次のアクションを決めるためにも、自己採点を行い合否を早い段階で確認しておくことが重要です。
 
また、協力してくれた家族への感謝も忘れずにしたいものですね(*^^*)
 

 [POINT]試験問題を持ち帰り、自己採点する。家族への感謝も忘れずに。

 
 
長くなりましたが、私なりの受験の流儀をご紹介させていただきました。
 
これから受験しようとされる方の何かの参考になれば幸いです。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また次回も宜しくお願いします。

 

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