CBDって??
最近よく目にする機会が増えてきたように思いますが、「CBD」ってご存知ですか?
なんだか、K-POPのグループっぽい名前ですけど、、、違います( ^ω^ )
「CBD」とは大麻草🌿の成分の一種であるカンナビジオールの略称です。
大麻❗️草の成分と聞くと何やらキケンな香りがしますが、安心してください。
「CBD」は危険ドラッグ💊等ではありません。
大麻草には100種類以上の「カンナビノイド」と呼ばれる化合物が特有成分として含まれていますが、 「カンナビノイド」の一種であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は強い依存性・幻覚作用を有する成分で、これを含むため厳しく規制されています。
一方、同じく「カンナビノイド」の一種である「CBD(カンナビジオール)」は、幻覚作用等を有さず有益な生理作用(抗不安作用や抗てんかん作用など)が期待されることから、欧米では医薬品としても認可されています。
大麻の法規制
大麻取締法 第一条
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
茎は繊維の「麻」として利用されていますし、「種子」も食用として利用されていますが、法的にも認められている訳です。
また、これらから抽出したCBDの利用も合法とされています。
ところが、同法の四条に次のような規定があります。
大麻取締法 第四条
ということになります。
同じように麻薬成分を含むことから規制されている植物として「芥子(けし)」がありますが、こちらの成分は医薬品としての利用が認められているのと対照的ですね。
※「芥子(けし)」は、「あへん法」で規制されています。芥子の種子も食用として利用されています。
大麻草の種子
芥子の実(種子)はあんぱんの表面にトッピングされていたり、口にする機会は多いと思いますが、麻の実(種子)はどうでしょう?
贅沢ですね♪
一方、麻の実も意外な食品に含まれています。
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それは、七味唐辛子🌶🌶
なんと❗️芥子の実‼️と一緒に入っているんですね。
知らない間に食べていたという方もおられるんじゃないでしょうか。
この大きな丸い粒(緑の○)が麻の実です。
※一休堂さんのサイトより引用
白い小さな粒(青い○の部分)が芥子の実です。
※スーパーなどでよく置いてあるハウス食品さんの七味唐辛子には、残念ながら麻の実が入っておらず、芥子の実のみが入っていました。
麻の実自体は古くから食用として重用されていましたが、CBDの認知度が高まるにつれて、再び注目されるようになってきた格好ですね。
少し変わったところでは、ドリンク剤にも配合されています。
それが、こちらです。
発売当初は缶コーヒーと同じサイズだったのですが、お値段据え置きで他のエナジードリンクと同じサイズにボリュームアップしました。
原材料を見ると、ヘンプシードエキスとしっかり明記されています。
【原材料】 果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、ぶどう果汁、オレンジ果汁、ヘンプシードエキス、ギャバ、ホップエキス/炭酸、酸味料、L-テアニン、香料、V.C
味はホップが入っていることもあるせいか、少し苦味というか独特の香りがしますが、フーッと息抜きできるような感じがします。
※リラクゼーションという言葉に影響されているだけかも知れませんが😅
L-テアニンの機能に着目した、新商品(栄養ドリンクタイプ)も出ているので、また機会があればこちらも試してみたいと思っています(^^)
※こちらはドラッグストアで購入できます。残念ながら一本単位では販売していませんでした😱
まとめ
厚生労働省の方でも情報を公開しているので、特に海外製品を購入・輸入するなどは特に気を付けていただいた方がいいと思います。
CBDの他、有用な成分を多く含むため、スーパーフードとしても知られる麻の実(ヘンプシード)。
医薬品としての利用など、法整備も検討されており今後もその動向から目が離せないですね👍
2023年2月20日追記
週刊誌などで、安易に「CBD」を薦める記事を見かけました。
当ブログは、「CBD」の摂取を推奨するものではありませんことを申し添えます。
違法成分が含まれる場合もありますので、利用される場合は、信頼できる先より入手ください。
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