虫に懸賞金⁉️
今回はブログ名とは関係ないお話です。
7月に入り「虫」の活動が活発になる時期になりました。
最近長男が昆虫にハマっていて、週末はよく虫取りに出かけています。
自宅付近は自然がそれなりにあるので、色々な虫が見つかります。
捕まえるだけならまだいいのですが、飼育もしているのでなかなか大変です(^_^;)
これまでに、
アゲハチョウ6匹、テントウムシ3匹、コガネムシ1匹、カブトムシ1ペアを羽化させました。
※カブトムシ以外はさすがに飼えないので、逃しました。
さて、先日も恒例の虫取りをしていたところ、あまり見かけないカミキリムシを捕まえました。
カミキリムシを飼育するのは難しいので、少し観察してからその場で逃したのですが、ウチに帰って調べてみると、クビアカツヤカミキリという昆虫で、なんと特定外来生物でした‼️
クビアカツヤカミキリは桜、桃、梅などのバラ科の樹木を食害する害虫とのことですが、繁殖力が非常に高く1匹のメスが1,000個もの卵を産むそうです!!
桜、桃、梅といえば果樹ですが、これらが食害されると農家さんの被害も甚大です。
このカミキリムシに懸賞金をかけている自治体もあるそうですが、中でも梅の最大産地である和歌山県のみなべ町では、幼虫の痕跡の発見者に1万円の懸賞金を出すという取り組みをしているそうです。
懸賞金は、町農業士会がクビアカツヤカミキリのフラス(幼虫が排出する木くずとふんの混ざったもの)を見つけた人に出す。対象は梅畑など町内にある栽培樹や庭木、街路樹で、梅のほか桜やモモ、スモモなどバラ科の木のフラス。発見者は町外の人でもいい。懸賞金は1万円で、1人1回限り。成虫は対象外。予算は10万円。
※紀伊民報「外来カミキリから梅守る」より
破格といえる金額だと思いますが、それほど被害が深刻なのであろうことがよく伝わってくる内容でした。
私の住む地域では残念ながら懸賞金はありませんが、次に見つける機会があれば駆除に協力できればと思います。
今回、知らぬこととは言え、捕まえた個体を逃がしてしまいましたが、特定外来生物は外来生物法で飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されており、罰則も設けられています。
※幸いキャッチアンドリリースは規制の対象にならないようで安堵しました。
この記事をご覧になった方も、もし見つけたとしても不用意に持ち帰ったりしないよう十分にご注意くださいね。
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