突然ですが、ヤクルトとピルクル、皆さんはどちらがお好きですか?
私は、ちょっとお高いですけどやっぱり濃い味のヤクルトが好きです(#^.^#)
ヤクルトと言えば、『ヤクルト1000(宅配専用)/ヤクルトY1000(小売専用)』が、話題を集めていますよね。
スーパーや小売店でも購入数量に制限が設けられるほどの人気ぶりですが、以前よりは入手しやすくなったような気がします。
『ヤクルトY1000』の隣に気になる商品が並んでいますね。
『ピルクル ミラクルケア』、ついにピルクルからも『ヤクルトY1000』の対抗馬が発売されました(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
この2つを飲み比べようと思っていたところ、
おや、これは。。。
なんと!ヤクルトの自販機で、宅配専用の『ヤクルト1000』が売っていました!!
※表示が点滅して上手く撮れてないですが、1本150円でした。
ということで、急遽『ヤクルトY1000』、『ヤクルト1000』、『ピルクル ミラクルケア』の3本を飲み比べることにしてみました。
※『ピルクル ミラクルケア』の195mLパッケージについては、近隣で入手できなかったため除外しています。ご了承ください。
3商品とも「機能性表示食品」の文字が見えます。
通常のヤクルトやピルクルは「特定保健用食品」ですので少し違いますね。
早速飲んでみました。
通常のヤクルトやピルクルに比べてすっきりとした味わいです。
あくまでも個人的感想ですが、
スッキリ度:ピルクル ミラクルケア > ヤクルト1000 > ヤクルトY1000
で『ヤクルトY1000』が元のヤクルトに一番近い味と感じました。
個人的には『ヤクルトY1000』の味が好みです。
さて、成分や内容量など簡単にまとめてみました。
※パッケージ表示内容を基に作成。
※価格については、私の近隣での実売価格を基にしております。ご了承ください。
価格面ではやはり『ピルクル ミラクルケア』に軍配が上がりますね。
1mLあたりの乳酸菌量では『ヤクルト』に軍配が上がりますが、乳酸菌10億個あたりの価格で見てみると、『ヤクルトY1000』が約1.47円、『ヤクルト1000』が1.5円の一方、『ピルクル ミラクルケア』は約0.72円と2倍近い差があることがわかります。
『ピルクル ミラクルケア』は、毎日の続けやすさを意識した商品ということになりそうですね。
ただ、価格面だけでは『ピルクル ミラクルケア』が優れているように思われますが、成分を見ると通常の『ピルクル』には含まれていない甘味料(アセスルファムK、スクラロース)が含まれていることが分かります。
人工甘味料と聞くとマイナスイメージを持たれる方がいるかもしれません。(私もそうです。)
いわゆる食品添加物(もちろん人工甘味料も)は、食品として毎日摂取する物ですので、人体への影響を考慮して使用量に制限が設けられています。
その他、安全性を担保する目的で食品添加物の一日摂取許容量(ADI:人が毎日一生涯摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量)なども公開されています。
参考までに、アセスルファムK(カリウム)とスクラロースの使用基準とADIをお示ししたいと思います。
【使用基準】
果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料、乳酸菌飲料及びはっ酵乳(希釈して飲用に供する飲料水にあっては、希釈後の飲料水)にあってはその1kgにつき0.50g以下
清酒、合成清 酒、果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料及び乳酸菌飲料(希釈して飲用に供する飲料水にあっては希 釈後の飲料水)にあってはその1kgにつき0.40g以下
※第9版食品添加物公定書(2018・厚生労働省/消費者庁)より引用
【一日摂取許容量(ADI)】
アセスルファムK:1日あたり0~15mg/kg体重
スクラロース:1日あたり0~15mg/kg体重
※国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部第三室 食品添加物ADI関連情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/food_add/より引用
→残念ながら2018年4月25日以降は更新されていないようですが、Excelベースで過去のリストを確認できます。
体重50kgの方で、それぞれ1日最大0.75g摂取しても問題ないということです。
使用基準量が多いアセスルファムカリウムを基準に考えると、
仮に最大量含有していたとして、体重50kgの方は1日約1.5Lまで対象の飲料を摂取しても問題ない計算になります。
※飲料1L≒1kgで概算。
『ピルクル ミラクルケア』中の人工甘味料の含有量までは分かりませんでしたが、1本65mLだけでは、そこまで気にする必要はなさそうですね。
アセスルファムK/スクラロースは、
『コカ・コーラZERO』なんかにも使われていますので、ゼロカロリー飲料をよく飲むという方は、ラベルの表示を是非確認してみてください。
人工甘味料については賛否両論あると思いますが、入っている食品・入っていない食品を必要に応じて選択いただければいいんじゃないかと思います。
長くなりましたが、
次回は「特定保健用食品」、「機能性表示食品」とそれぞれの商品の機能面について見ていきたいと思います。
【その②】に続く。
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